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解説:MY TOKYO 2020 OLYMPICS EXPERIENCE(私の東京2020オリンピック体験)

2021/08/09
東京2020、英語ブログ解説、オリンピックから得られたこと

みなさん、こんにちは。Canaryann Lab.(カナリアンラボ)英会話スクールです。

毎度お馴染みになってきました。Mei先生の英語ブログの解説です。
いつものように前回のMei先生のブログ(MY TOKYO2020 OLYMPICS EXPERIENCE)をご覧になっていない方は、ぜひそちらを読んでからこちらのブログを読んでいただければと思いますが、今回は前回のブログの解説をしていきたいと思います。

※外国人であるMei先生が、自らの力で集めた情報をもとに自身が感じたことや意見を英語を学ぶ人に対して語学学習を目的として書いたブログです。事実やニュースでの報道と異なる内容がある場合がありますが、個人の意見や見解としてご理解いただければと思います。


Mei先生が日本で働き始めてから約6年が経ちました。
それは、Mei先生にとって奇跡の証拠であり、また日本で行われるオリンピックを観戦することができることが光栄であると言っています。

一生懸命努力をし、日本に長く滞在できるように彼女なりに最善を尽くしてきた。短期の就労ビザだったところを何年も耐え抜いて、やっと就労ビザの期間が少しだけ伸びて承認されたのです。

2018年には東京オリンピックのボランティア応募申請が始まり、Mei先生は志願したそうです。そして、申請審査の結果を何ヶ月も待ちました。残念ながら、Meiさんには基準となる資格がなかったようで、スキルとイベントへの貢献の審査が厳しかったようです。

Mei先生にとって悲しい出来事ではありましたが、彼女は落胆しなかったようです。

彼女はまだ別のプランがあって、それはできるだけ多くの生徒さんに英語を教えることだそうです。

そして2020年の初めに未曾有の感染症が世界規模で発生し、日本全体、ビジネス、希望やそしてオリンピックの準備にも影響を与えました。

多くの人が落胆し、来年にオリンピックを延長するように懇願し、そして翌年に開催することが合意されました。

また、日本は状況に適応する時間が限られていました。与えられた時間の間、主に清潔維持、国民の健康、オリンピック参加者のことに注視していました。
それには追加の費用がかかっており、日本のためのものとなりました。
しかしながら、感染拡大は予想以上に長期化し、日本の住民の多くが国を危険にさらすことに不安を感じました。2022年にするべきだというようなコメントや反応もありました。
しかし、それはもう最終決定となっています。東京2020オリンピックは2021年7月に開催されました。

Mei先生が調べてみたら、この決定に対する否定的な反応がとても多かったそうです。ある人たちはこれ以上明るい面が見えない人もいることは、Mei先生も理解できると言っています。誰もが日本経済を活性化させたいと思っているなか、最も重要なことはこれ以上命を失わないことだと言っています。

しかし、私たちはこれがいつ終わるのかが分かりません。私たちにできることは、前進して、最善を尽くして貢献することだけだと言っています。

Mei先生の貢献とは?
彼女の貢献は、この国の住民として、オリンピックの良い面に感謝するように働きかけることだと言っています。

Mei先生が見つけた、東京2020オリンピックの良い面はこちらです。

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【Mei先生が思う、東京2020オリンピックの良いところ!6選】

1.オリンピック村
ダンボールベッドはリサイクル可能です。
フィットネスセンターはオリンピック選手たちの日常の運動のために設置されています。
サウナも運動後のリラクゼーションとして設置されているそうです。
医療クリニックももちろん選手の健康維持のために設置されてます。
混雑の少ない場所を知らせるアプリで24時間食事ができる場所もあります。
面積は44haあり、アスリートが滞在するためには十分で、政府やIOCが強く激励する環境が整っています。

2.緊急事態宣言
政府はCOVID-19患者の増加を避けるために、全ての人に家にいるように促しました。

3.2021年でも引き続きTOKYO2020のロゴをイベントで使用
その代わり、ウイルス感染を抑制し、予防することに重点を置いたことです。

4.メダルとユニフォーム
メダルは長期間使われていない古い携帯電話から作られています。
聖火ランナーの白いTシャツとズボンはコカコーラが収集したリサイクルペットボトルから出たもので作られています。

5.オリンピック出場選手たち
選手たちのプレッシャーは減ったのではないかと考えています。オリンピックを長く待つことや延期することはなぜか説明のつかない不安につながるから。

6.LIVEストリーミングアクセス
テレビ局や全国テレビは無料で試合のストリーミングをしていました。皆さんが必要なのは、自宅で観戦するために好まれるWi-fi接続ができるデバイスだけです。

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そこから、Mei先生は日本に対して3つのことに気づいたと言っています。
それがこちら。

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【Mei先生が日本について気付いた3つのこと】

1.日本は途方には暮れていないこと
私たちは日本経済を活性化させる外国人観光客がいないかもしれないが、獲得したメダルが自らを語っています。日本はより多くの金メダルを獲得しました。

2.東京オリンピックがMei先生に以下の価値観を与えてくれた
a.勇気
危険を冒すことは、準備と予測可能な問題を見ることに伴います。よく考え抜かれた達成可能な作戦、そしてそれを実行移す勇気。

b.備えること
準備なしには戦いに行ってはいけない。生き残りたいなら。

c.チームワークとコミュニケーション
ボランティア、メディア、職員、大会関係者、そして出場選手経ちがお互いのニーズを伝え合い、お互いが譲り合う。

d.規律
マスクを着用し、手を洗って消毒し、ソーシャルディスタンスを維持して、毎日の健康チェックリストを作成し、できるだけ対面コミュニケーションをしない。握手やハイタッチ、部屋の換気、体温チェック、スクリーニング検査は、皆さんの健康を保つための厳しいルールとなっていた。

e.整合性
上記のことを実行するために一人一人が心に留めておく必要があった。

3.今回のオリンピックは選手のためのものであったこと
今回のオリンピックはMei先生にとっては、娯楽以上のものでした。選手たちは、無観客の中で自分たちだけが応援していると感じるので、目標(勝つこと)に集中し、力を振り絞ります。

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ここまでで、Mei先生の結論として、
この2週間、Mei先生は見る機会がある日はスポーツを見逃しませんでした。先生の母国であるフィリピンも応援しました。先生のもう一つの貢献として。フィリピンもメダルを獲得し、Mei先生はフィリピンに生まれたことを誇りに思っています。

Mei先生はテレビで、で陸上、バドミントン、野球、バスケットボール、ビーチバレー、BMX、ボクシング、フェンシング、十種競技、ダイビング、ゴルフ、体操、槍投げ、柔道、空手、走り幅跳び、マラソンなど31種目を見たそうです。 その他にもバレーボール、帆走、スケートボード、ソフトボール、短距離走、サーフィン、水泳、卓球、テコンドー、テニスを見たと言っています。

さらにMei先生は興奮、緊張、悲しみ、そして幸せに彼らを見守ったと言っています。

今日(ブログの更新日は昨日)は、東京オリンピックの最終日。

全ての出来事を思い出し、私たちは皆、日常生活でのアスリートであるという理解につながりました。
そして、私たちが生き残るためには、情熱、決意、信頼、希望が必要です。

目標を追い求める情熱。

どんな形の障害にも直面することを決心しましょう。

自分自身を信じて、周りのすべてがうまくいくことを願っています。

そうでなければ、失敗ではなく、より良い経験とチャンスだと信じましょう。

総合的に日本はこのイベントで良い成績を収めました。

Mei先生の意見では、完璧な国はないことは知っていますが、彼らは決して気にせず、日本が本当に安全で清潔な国であることを証明したと思っています。

そして最後にMei先生は、言いました。

2020年東京オリンピックは私の人生で最高の思い出の一つだと。


さて、Mei先生のブログはここまでです。いかがでしたか?
私たち日本人にとっても特別だった今回のオリンピック。

もちろん全てが完璧ではない部分もあって、ネガティブなところにフォーカスされたニュースも日々流れる中でメディアの情報だけに左右されず、国内であれ、海外であれ選手一人一人のプライドやここまでの道のりを想像しながら、テレビの前で熱狂したのは、Mei先生だけではないと思います。

母国だけでなく自分が働く場所の国のことも応援してくれるMei先生。金メダルを取れた選手も取れなかった選手もインタビューで嬉しい、悔しい涙に一緒に泣いていたMei先生。
彼女のいうとおり、私たちも自分というフィールドに立つ選手(アスリート)の一人です。

解説している私も、一国民として、日本人として自国開催の事実を受け止め、見えないところでも決して諦めないで支えてくれた人を思い、感謝の気持ちを忘れないように、自分たちにできることをやりたいなと、Mei先生を通して学ばさせてもらいました。

時々英語の先生にしておくのがもったいないと思うくらいの深い考察をするMei先生。

英語を学ぶことももちろん大事ですが、それを使って何を為したいか、私たちはそのお手伝いができればと思います。

まだまだ猛暑が続きますが、みなさまお体ご自愛いただき、引き続きパラリンピックの選手応援を自宅でしていきましょう!