解説:Why TREKKING ?(なぜ人は山に登るのか?)

こんにちは。Canaryann Lab. (カナリアンラボ)英会話スクールです。
日本語でのブログ更新が久しぶりになってしまいましたが、皆さんお元気でいらっしゃいますでしょうか?
今回も恒例のMei先生の英語のブログの解説をしたいと思います。
Mei先生の趣味の一つである「トレッキング」。今回は、山に挑戦する中でMei先生が気付いたこと、感じたことをブログに綴っています。
もちろん英語学習者の皆さんは、この解説の前に「WHY TREKKING?」を読んで、こちらのブログを見ていただけたらと思います。
それでは早速、始めましょう。
Mei先生がいくつかの山を登ってみて、必然的に自分に疑問が浮かんだようです。
今のMei先生にとってスポーツは大きな役割を果たしてきました。
子供の頃、兄姉とMei先生は近所の友達とよく一緒に試合をしており、5日間学校にいった後、週末の遊びとしてMei先生がとても楽しみにしていた時間だったそうです。
この週末の楽しみは、学校で頑張った自分へのご褒美としてのイベントだったんですね!
Mei先生は、汗で体が濡れるようなスポーツはなんでも好きで、特に短距離、長距離走、ランニング、球技が好きです。
先生の大学時代にご両親が彼女と一緒にスポーツをしていた時が一番大切な思い出となっています。
ただ、Mei先生はスポーツのプロではなく、ゆっくりめな運動神経だけど、自身の限界を超える瞬間とそこまでのスリルを追求しているようです。
ところで話が変わって、2017年にMei先生の教え子さんの一人である方(今の友人)に誘われて、京都の大門寺山の登山に行った時の話。その時は体力的に自信がなかったようですね。
確かにかなりキツかったようですが、その2、3倍以上に楽しんだそうです。山頂に着いて、高いところからの景色を眺める達成感が一番印象に残っていて、初めての本格的な登山でした。
それ以来、トレッキングはMei先生にとって特別な日や大切な人のためにすることとして日課になりました。
2022年5月6日、Mei先生は2回目の誕生日のお祝いとして歩き回ってみようと決めました。
神様に生命の贈り物をくださったことを感謝し、健康を維持して、東京の御嶽山とロックガーデンに行くことにしました。
ここでMei先生はまた新たな体験をします。このトレッキングは以前までとはちょっと違ったようです。
Mei先生が感じたこれまでのトレッキングとの相違点は?
1つ目の相違点は、呼吸や足の踏み場、力の入れ方など急な斜面に慣れていたMei先生にとっては全部が少し低いレベルのトレッキングだった点です。
2つ目の相違点は、京都で登った大門寺山のような1200メートル以上の急な斜面の山ではなく、御嶽山はMei先生がこれまでに登った山の中でも8番目に高い山(929メール)でした。
そう、2014年に、初めて登ったのは330メートルでした。(これは登山というより、観光で訪れた感じ)
3つ目の相違点は、美しいコケに包まれた岩石が魅惑的な水の流れにさらされ、癒される音を作り出して、旅に安らぎを与えてくれた、息を飲むほどのとても美しい自然環境です。
このトレッキングを通じて、Mei先生が気付いたことは以下の3つ。
1.登山は標高が低くても、長い道のりがあって、その過程が充実していると、ただ山頂に着いた時の達成感だけではない楽しみがあること。(要は、高い山を登ることだけがトレッキングの楽しみではないということ)
2.トレッキングにかかる費用はそんなに高くはないこと。これは、確かに一つ一つのツールは、意外と高いものですが、全部を揃えなくても、まずはジョギングパンツとドライシャツから初めてもOKという気軽さがあるということ。
トレッキングウェアやツールを購入する必要があるかは、それらを使用する期間(トレッキングを楽しむ回数)などが、長続きするであろう人にとっては、一つ一つがやはり耐久性のあるものを買うことで、長持ちするので、結果的にリーズナブルになるよということですね。(ツールには、トレッキング用リュック、シューズ、水筒、ヘッドライト、ハット、スティック、ウェアなどたくさんあります)
もしトレッキングが長期的な趣味になりそうなら、まず日帰りで必要な物から揃えましょう。
もしトレッキングが短期的な楽しみになりそうなら、丈夫な靴やトレーニングウェアを着れば良いと思います。経済的に節約をしたい人にとっては、すぐに道具を揃える投資は無駄遣いになってしまいます。
他の登山者たちのフル装備と比較してはいけません。彼らもまたはじめは初心者で道具を少しずつ増やしていったことでしょうから。もしくはプロの登山家であっても、皆さんの服装について批判することはないでしょう。(一部危険な登山の場合は、皆さんの命を守るために服装について制約や推奨がある場合もあるので、登る前には必ず注意事項などはチェックしましょう)
登山の難易度と持久力は、皆さんのギア(ツール)と一致するはずだとMei先生は言っています。
本格的な登山用品となると確かに結構なお値段ですが、耐久性に優れ、10年は持つ物もあります。どれだけ頻繁に使用して、お手入れしているかということは言うまでもなくですが。
Mei先生も何度も自身のギアを使っていますが、ファッションはあまり重要ではないそうです。結局のところ、トレッキングはサバイバル、挑戦、ストレス解消と自己達成のためのものだと。
トレッキングの日は何を準備するのでしょうか?
a. まずは、食べ物と飲み物ですね。もし山頂や途中の休憩所でのお店で食べたいなら、食べ物は持って行かなくてもいいかもしれません(非常用くらいは持っていったほうがいいかもしれませんが)Mei先生は持参する派らしいです。
b.次は、そこまでの交通費(運賃)でしょうか
c. 入山料(入場料)は、有料のところもありますが、無料のところもたくさんありますね。
d. トイレ使用料 (これも無料もありますが、有料もあります)
e. お土産代(Mei先生は、お土産を買わないようです)
3.最後のMei先生がトレッキングを通じて気付いたことは、見知らぬ人との出会いがあることと言っています。
Mei先生が日本で働くようになって、日本で何かを買う時や質問したり、助けを求めたりするようなビジネスの場でないと知らない人に「こんにちは」と言うことは滅多にないんだと感じているようです。
それが登山の時だけ、こんにちはと言う挨拶ができると。上り道でも下りの道でも、Mei先生は温かく穏やかに目を合わせて挨拶をするようにしています。
この挨拶する習慣はMei先生を登山仲間を含めて幸せな気持ちにしてくれます。
別々にきた登山者同士が助け合う場面なども見て、とても有意義なことだと思います。
人はなぜ山に登るのでしょうか?
(Mei先生の場合)
1.どれだけ早く登ったか、遅かったかは関係がないから(自分のペースでゴールに向かう)
2.感謝の気持ちでいっぱいになるから
3.辛いことがあっても「これもやがては過去になる」と言うことに気付かせてくれる(人生の試練のような登りと下りの傾斜がまさに成功と失敗のように)
4.(Mei先生の)両親がいる天国に近づけるから(これが、Mei先生が山に登り続けている1番の理由)
Mei先生は、自分の体が動かなくなるまで、山を登りたいと言っています。(意志が登山家!!)
皆さんも山に登ってみて、何かを感じ、気付き、また登りたいと思った時、自分だけのその理由が見つかるといいですね。と、Mei先生からのメッセージでブログは締めくくっています。
また、ここからはMei先生が登った山の写真付きのリストです。
いかがでしたか?
今回もMei先生の感じた「トレッキング」を通じての学びや自身の思いなどを綴ってもらいました。
トレッキングに関してMei先生と英語でディスカッションすると話が盛り上がること間違いなしですね。もし、共通の趣味を持った方がいらっしゃたら、ぜひ先生と色々な登山の話、してみてください!
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この夏は数年ぶりの夏イベントが多く復活しているようで、たくさんの人がお出かけを楽めたのではないでしょうか。
まだまだ夏の真っ只中ですが、皆様、お出かけのさいは、熱中症や日焼けにご注意を!
今日もみなさまにとって、素敵な1日になりますように♪